こんにちは、くちゅです! 50代からの“ゆったり旅”を夫婦で楽しむ、旅行好き会社員です。
私たち夫婦は、2024年11月に念願のスペイン・バルセロナ旅行に出かけてきました。
でも実はこの旅、「ただの観光」ではありませんでした。
コロナ禍でじっくり自分の身体と向き合った時間。
私は膝の変形性関節症を発症し、一時は旅行どころか日常の買い物も難しい日々が続きました。
治療に通い、ようやく「また歩ける」と思えたとき、心に浮かんだのがヨーロッパの街を歩くという夢。
結婚30周年という節目もあり、「今なら行ける!」と決意したスペイン旅行。
この記事では、その初日のリアルな体験を、50代ならではの視点でまとめました。
50代からのスペイン旅行、まず感じた疑問と不安とは?
「いつか行きたい!」と夢見ていたスペイン旅行。50代を迎え、時間に少し余裕もできた今こそチャンスかも…!でもその一方で、いくつかの疑問や不安が頭をよぎりますよね。
- 英語もスペイン語も話せないけど…
- 時差ボケって本当にしんどい?
- 長時間フライトって体にこたえそう…
- スリが多いって本当?
- 体力が持つか不安…
そんなあなたの背中を少しでも押せるように、「スペインの魅力」と「旅行の懸念」を天秤にかけてみました。


この記事では、【移動・ホテル・観光・食事】まで、私たちが実際に体験して「これは気をつけてよかった」「これは想定外だった!」と感じたことを、わかりやすくまとめています。
ドバイ経由エミレーツ航空のメリットと注意点


今回のスペイン旅行で私たちが選んだのは、エミレーツ航空のドバイ経由便。
成田→ドバイが約11時間、ドバイ→バルセロナがさらに約7時間と、なかなかの長旅です。






でも正直に言うと─選んだ理由は「単純にその時いちばん安かったから」なんです!
ヨーロッパ行きは航空券が高くなりがちですが、いろいろな日程や経由地を比較した結果、
「サービスの良さ+料金のバランス」が最も良かったのがエミレーツ航空でした。
それが結果的に大正解!
- 座席が広めで快適
- 機内エンタメが充実していて退屈しない
- ドバイの空港はラグジュアリーで快適
- トランジット時間も3時間とほどよい
「エミレーツって高そう」と思っている方も、時期によってはかなりお得な場合がありますよ。
時差や疲れが心配でしたが、映画を見たりこまめに水分をとったり、軽く体を動かすことで乗り切れました。
バルセロナ空港から市内ホテルまでのスムーズな行き方
空港から市内中心部までは、「エアポートバス(Aerobús)」が安心&便利です。
- 乗り場は空港を出てすぐ。「Terminal 1」「Terminal 2」どちらにもあり、看板もわかりやすい
- 終点は市内中心の「カタルーニャ広場(Plaça de Catalunya)」
- 所要時間は片道約35分、
- Wi-Fi・USB充電あり、大きなスーツケースも問題なし
- 観光客向けのバスなので英語も通じて安心
カタルーニャ広場で降車後はタクシーでホテルまで移動しました。
「SM Hotel Sant Antoni」に宿泊して感じた安心ポイント
ホテルを選ぶ際に一番重視したのは「立地」と「清潔さ」でした。口コミや旅行ブログを読み込んで、候補を絞った中から最終的に選んだのがSM Hotel Sant Antoni。
- 地下鉄駅から徒歩3分、サグラダ・ファミリアも徒歩圏
- 静かで清潔、スタッフも親切(英語OK)
- 1泊100ユーロ前後
- ビジネスホテル並みのシンプルな雰囲気
- 残念ながら部屋からの景色は期待できませんでした


「周辺が静かで夜もぐっすり眠れること」「移動しやすい立地であること」が、50代の旅にはとても大切だと実感しました。
ピカソ美術館を50代が楽しむコツ|静かに過ごすアートの時間
ピカソ美術館は人気観光地なので、「事前予約が必須」とよく聞きますよね。
私たちも当初そう思っていたのですが、「飛行機が遅れるかも」「時間が読めないかも」という不安もあり、事前には予約せずに現地でチケットを購入しました。
結果としては、平日の午後(14時ごろ)だったため、並ばずにそのままチケットを購入→入場できました。係員の案内もスムーズで、英語も通じて安心でした。
ただし、土日や観光シーズン、無料開放日(毎月第一日曜など)は混雑する傾向があるので、そういった場合は公式サイトでの事前予約がやはりおすすめです。
- 平日・午後は比較的空いている
- チケット売り場は分かりやすく、英語OK
- 土日・祝日は混雑必至なので事前予約推奨
- 無料入場日=非常に混雑(避けた方が無難)
- 入場後は自由見学。滞在時間に制限はなし
「ピカソ美術館」観光は“量より質”で満足度アップ
ピカソ美術館は、静かで落ち着いた空間の中で、彼の若い頃から晩年までの作品をじっくり鑑賞できる場所です。
▶︎なかでも印象に残ったのは、「青の時代」と呼ばれる一連の作品群。
青を基調に描かれた人物たちは、どこか寂しげで、若き日のピカソの内面が伝わってくるようでした。
館内はコンパクトで歩き疲れることもなく、初日の観光にもぴったり。
“量より質”を大切にしたい50代の旅には、こういう静かに過ごせる場所がありがたいですね。




静かで落ち着いた空間で、長距離を歩かずに観光できるので、到着初日にぴったりな場所です。
このあとは、のんびりとバルセロナの街歩き。


バルセロナを歩いていると、広場や路地のあちこちで楽器を演奏する人たちに出会えました。
ギターやバイオリンの音がふと耳に入ってきて、まるで映画の中を歩いているような気分に。
ただ歩くだけでも楽しくて、思わず足を止めて聴き入ってしまう場面も。










レイアール広場のガス灯は、ガウディが初期に手掛けた作品だそうです。


夕食は「El Chigre 1769」|地元料理を静かに味わえる名店
旅の締めくくりとなる夕食。せっかくのバルセロナ初日だから、雰囲気も味も妥協したくない…そんな想いから選んだのが、「El Chigre 1769」。
地元の人も多く通う人気店で、“観光客向け”すぎない、地元らしい料理と空気感が楽しめました。
- 落ち着いた店内、英語対応OK
- シーフードが新鮮で美味しい!
- あれこれ注文しても、お会計にドキッとしないのが嬉しいポイント












スズキのグリルが最高に美味しかった!
El Chigre 1769は口コミサイトやSNSでもよく見かける人気店なので、ディナータイムは事前予約推奨です。事前に公式サイト経由で予約を取りましたが、当日も外には数組の待ちが出ていました。
店員さんも親切で、会話が楽しめる距離感もちょうどよく、50代の私たちにはぴったりでした。
無理せず楽しむ!50代に最適な1日目の旅プランの立て方
✅ 初日プランニングで気をつけたこと
- 移動とチェックインに時間を取る
- 観光は少なめに
- 時差ボケを想定して軽めの行動
- 屋内で過ごせる美術館などを選ぶ
- カフェやベンチでのこまめな休憩
到着初日は「詰め込みすぎない」が鉄則!
バルセロナの治安とスリ対策|安心して旅をするために
バルセロナではスリの警戒が必要です。
- バッグは前抱え、ブランド物は避ける
- 話しかけられても立ち止まらずにスルー
“観光客っぽく見せない”ことを意識して、落ち着いた服装で過ごしました。
正直、街ではブランドバッグを持っておしゃれに歩いている人もいて、「私ももう少しおしゃれして来ればよかったかな…」と一瞬思ったんです。
でも、以前ヨーロッパに住んでいた友人に「旅慣れてる人ほど現地の人に紛れる服装が基本よ」と聞いていたのを思い出して、「これでよかったんだ」と思い直しました。
安全第一とはいえ、旅先でも自分らしくいられるように、“落ち着き+ちょっとだけ自分らしさ”を足したコーデが理想かもしれませんね。
スペイン旅行前によくある質問Q&A(初心者向け)
Q:スペイン旅行に英語は通じる?
A:ホテルやレストランでは基本的に通じます。Google翻訳も便利!
Q:スリが多いって本当?
A:はい。バックは体の前に、スマホはポケットに入れないなど対策が必要です。
Q:50代で体力的に大丈夫?
A:予定を詰め込みすぎなければ大丈夫!休憩しながら動くことがカギです。
まとめ|50代のスペイン旅行初日は「控えめプラン」が正解!
- 到着日は無理をせず軽めの観光がおすすめ
- ホテル・移動手段・レストラン選びは“安心感”重視
- スリ対策と体調管理をしっかりと!
あなたの旅がもっと素敵になるお手伝いができたなら、嬉しいです!
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